ミュシャ展

ミュシャ展を観に国立新美術館へ行ってきました。

壁一面の大きな画面は想像以上で圧倒されました。民衆一人ひとりを等身大に描くための画面の大きさだとか。たくさんの人が描かれていましたが、均等に光が当たっている訳では無く、その光の当て方の表現によるミュシャの想いを、できればもっと長い時間を掛けてじっくりと観て感じ取りたかったです。でも不安を抱く表情の方が多すぎて、長時間触れていたらその感情に飲み込まれてしまったかも、と思うほどの迫力があるものでした。

ミュシャはアールヌーヴォーの代表的な担い手として、華麗な女性を中心に描いた作品のイメージでしたが、それは生活の為のお金を稼ぐために職業人として描かれたものであることを、今回の展示を特集した番組で知りました。 ミュシャは50歳になった時、人生が残り少ないことを考え職業人としての生活を離れ、故郷に戻り祖国のために自らが表現したかった今回の『スラヴ叙事詩』に取り掛かったとのことです。 私自身、一定の人生の区切りを迎えた時、仕事や日常生活に流される日々の中で一度立ち止まり自分が本当にやりたい事を考える余裕を作る事が出来るのかと思いました。 久しぶりに、美術展に行きましたが今は撮影可能エリアもあるのですね。閉館間際だったからか、とりあえず皆さんパシャパシャしてました。

 

老獪なワカサギ

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