コロナに負けるな!

緊急事態宣言が出て、3週間が過ぎた現在でも新型コロナの影響はいまだいたるところに出ています。

特に中小企業にとっては、店舗の休業要請や外出自粛による消費の落込みなどにより、
様々な業種で売上高の大幅な減少がみられます。

これに対し、国や各都道府県は、緊急融資や助成金及び給付金などの対策を打ち出していますが、
手続きの煩雑さやスピード感が足りず、満足のいく状態にはなっていません。

このような状況下で、中小企業はどうすればよいのか少し考えてみたいと思います。

 

  1. まずしなければいけないのは、国等から発表されている助成金、給付金の手続きを出来るだけ早くすること。そして、企業の血液ともいうべき資金が不足しないように手許現金を確保しておくことです。政府系金融機関や民間の金融機関でもコロナ緊急融資として、新規借入や借換などもいままでより借りやすい状況になっています。これらを積極的に活用し、4ヶ月~6ヶ月分の運転資金を確保しておく必要があるかと思います。
  2. 次にこの機会に、経費の見直しを徹底的にすることも必要です。思った以上にコロナの影響が長引いて、売上が上がらないことも予想されます。最小単位まで落とし込んだ経費の見直しが求められます。この作業をしていく過程で、自社のビジネスモデルが、コロナが終息した後でも成り立つものかどうかも考えていかなければならないかと思います。コロナ後は、色々な面で従来のやり方や価値観が大きく変わってくると思われます。
  3. 最後に、今一番重要なのは、経営者のマインドです。大変な時だからこそしっかり現状を認識し、ポジティブな考えで、先を見据える必要があります

 

   “止まない雨はない” “明けない夜はない”

という言葉がありますが、コロナ終息後の対策を今考えておく必要があるのではないでしょうか?

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