令和7年分の路線価が、7月1日国税庁より発表されました。全国約32万地点の標準宅地の平均路線価は、前年から2.7%のプラスとなりました。
最高路線価は『中央区銀座5丁目銀座中央通り』鳩居堂前で、1㎡あたり4,808万円でした。1坪に直すと約1億6千万円にもなります。
前年比で見ても、8.7%の上昇になりました。上昇率が20%以上の地域も多く見られました。その原因としてあげられるのが、地域の人口増や再開発です。
路線価の上昇は、相続税や贈与税の計算をする上で、大きな影響を与えることになります。生前に、子供や孫に土地を贈与することを考えている場合には、この路線価の上昇で贈与税が大幅に増えてしまったり、贈与する土地の面積が少なくなってしまうこともあります。
この機会に、一度自宅前の道路につけられている路線価を確認してみてはいかがでしょうか?