ニデックは2月26日、同社の名誉会長永守氏が辞任したことを発表しました。
永守氏は、ニデックの前身である日本電算の創業者で、一代で世界屈指のモーターメーカーに育て、
同じ京都にある京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫氏とともに、日本を代表するカリスマ経営者として知られた人物です。
永守氏の辞任は、ニデックの不正経理について、第三者委員会の調査報告書により、永守氏の責任が大きいと指摘されたことが原因と言われております。
優れた経営者が「晩節を汚す」ことになってしまうのはなぜでしょうか?
創業時には、謙虚さを持ち、努力を続けていたのにある時(業績が順調に伸びている時等)を境いに謙虚さを失い、独りよがりの経営に陥ってしまうのではないでしょうか?
日本を代表する経営者でさえ、このような過ちを犯すことになるわけですから、当然中小企業の経営者にも同じことが言えます。
京セラの創業者である稲盛氏は、生前ある講演で次のようなことを言っています。
「エゴを増大させては身の破滅だと思った私は、それからエゴと闘う人生を歩いてきました。」
全ての経営者が常に意識しなければいけない経営に対する心の持ちようではないでしょうか?

